大つごもり


平成24年(2012)12月


 今年もはや大晦日まで数日となりました。樋口一葉に
「おおつごもり」という題名の短編がありましたね。
「大つごもり」は、「大みそか」の別名です。最近は大
つごもりという言葉を耳にしなくなりました。
 一葉の小説はあわれではかなく、繊細で痛々しい、若IMG_1029.JPG
者の心を描いているように思います。

 今は死んだ明治生まれの親父が、父の若い頃は借金取り
は大みそかまでで、除夜の鐘が鳴ったら、その年の取り立
てはひとまず終了。それで鐘の音を聞いてから自宅に戻っ
たことがある、と聞いたことがあります。
 親父も若い頃には苦労したんだ。競馬にのめり込んで、
馬を持っていたというから、案外遊び人だったのかな(笑)


 今年一年、皆様ありがとうございました。

 よいお年をお迎えください。